クレオメ クレオメは美しい花を咲かせることから、世界の広い地域で観賞用として導入されています。別名は「風蝶草(フウチョウソウ)」。この特徴的な花姿、蝶が風に舞う姿に見立てたものです。 日本へは明治時代初期に渡来しました。...
夏ハゼ 本州から九州の山地に自生するツツジ科の落葉低木。 果樹として人気の高いブルーベリーの仲間で、日本に 自生するため「日本のブルーベリー」との呼ばれます。 木の高さは1.5 - 3 mくらい。 花期は5月から6月。新枝の先端に長さ3 ~4 cmの 多数の花を下向きにつけます。 果実は径7~8mmになる球形、秋には黒色に熟して...
布袋葵(ホテイアオイ) 工房の布袋葵の花が咲きました。おそらく今年最後の開花です。 知人にすすめられ、本薬師寺跡の水田一面に広がる約400,000株の 美しい薄紫色の花を見たのがきっかけで、数年前から、布袋葵を 育てています。 単子葉植物ミズアオイ科の水面に浮かんで成長するホテイアオイ ・ホテイ草・ウォーターヒヤシンス・スイギョク(水玉)となどと...
萩(ハギ) 今日は彼岸入り。ようやく夏日の声も聞かなくなってきました。 山里の工房は「萩」の季節です。 ”秋”の”草(草かんむり)”なので まさに秋の花ですが、早いものは夏日のころから咲き出していました。 でもやはり、今頃、9月のお彼岸の時期が見頃です。 萩の花はマメ科特有の蝶形花です。直径1~1.5cmほどの小さな花を...
ヤブラン(藪蘭) 工房の林の中に「藪蘭」を見つけました。 ヤブランの革質の細長い葉は、しなやかで堅く、8月から10月頃に 長い穂を伸ばして、青紫から白色の花を咲かせます。 和風庭園などの下草によく用いられている丈夫な植物です。緑葉は 落ちついた和の雰囲気を持っていますが、斑入り葉種は明るい印象。 晩秋には黒い実をつけます。...
白粉花(オシロイバナ) お寺の鐘のような形の、熟した黒いタネをつぶすと おしろい(白粉)のような白い粉が出てきます。 この花のユニークな名づけ親は江戸時代の博物学者、 「貝原益軒」だそうです。 英語では four o'clock。 中国語では洗澡花(風呂に入る時間から)煮飯花 (夕飯の時間から)などと呼ばれる。 午後4時頃から咲くことに由来されるようです。...
ミニトマトの花 ミニトマトは、花が咲いて実となり、実が肥大して色づき完熟するまで、 だいたい55日前後かかるといわれています。開花から数日のうちに散り、 その後数日経つと、実が膨らみ始めているのが見えます。 トマトは収穫期間中(凡そ2ヶ月)、ずっと花を咲かせて実を育てている状態。...
昼顔(ひるがお) 開花時期は、6月中旬 ~ 9月初旬頃。 フランスでは、つる性で絡みつく様子から官能的なイメージの、「危険な幸福」 「昼の美人」という花言葉がつけられています。 フランス・イタリア合作映画、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した カトリーヌドヌーブの「昼顔」が連想されますが。最近では、上戸彩・斎藤工...
朝顔(あさがお) 湿った草の匂い、乾いた朝の香気. . .。今年の猛暑は朝顔にもつらそうな 夏でした。夏の風物詩、毎日咲いてくれていた工房の朝顔の花も終わりの 季節を迎えそうです。 花が咲き終わって15日位たつと、めしべのつけ根にある子房が膨らんで きます。実がうす茶色になり、外皮が乾燥したら種子をとります。...
夏水仙(なつずいせん) 彼岸花に似ている夏水仙。学名はLycoris。リコリスは ギリシャ神話の海の女神。花がとても美しいことから、この名に。 開花期は葉がなく茎と花だけなので裸百合と呼ばれることも あります。 古くに中国から渡来し、現在では寒冷地を除いた日本全国で 自生している姿が見られます。長さ60cmほどになる太い...