ヘクソ葛(ヘクソカズラ)
秋の紅葉に溶け込み、ヘクソ葛が美しい
実をつけていました。
原産は日本の在来種で、ほぼ日本の全土、
東アジアに分布すします。
すごい名前ですが、枝や葉をもむと
悪臭があるからこの名前になったとの。
匂いのため、この植物を食べる虫は
ほとんどいないらしいです。
ヘクソカズラは、干して水分を飛ばした
果実、または熟した生の実を薬用とします。
生の果実はかなりの臭気を放つのに対して、
乾燥したものは不思議と臭いが消えるため、
乾燥したものを使うことの方が多い。
しもやけ、ひび、あかぎれなどの
民間薬として、実をすりつぶした汁を皮膚に
つけて使われています。
また腎臓病、脚気に煎じた液を内服する
用法が知られています。