この季節(10月初旬)になると、工房の山栗は2〜3日に、
15個くらいの収穫になります。
毎日の収穫では無いので、この頃になると、ある程度
収穫出来たときに、栗の甘露煮を作っています。
『百木根 栗の甘露煮』
栗20〜個くらい/1kg砂糖/水1L
重曹(炭酸)大さじ山盛り2/ラム酒45cc (大さじ3)
1.栗を水につけてみて、浮いてくる栗は除き、沸騰した
湯に入れて5分間ゆでてざるに上げるか、お湯に浸す。
栗の皮が柔らかくなったら、包丁で栗を丁寧にむく。
2.鍋に栗とたっぷりの水、大さじ山盛り1杯の重曹を
入れ、沸騰後10分経ったら、ゆでこぼし、栗を水にくぐらす。
3.再び鍋に栗とたっぷりの水、大さじ山盛り1杯の重曹を入れ、沸騰後は火を弱くして10分
経ったら、ゆでこぼす。栗を取り出し湯を捨てる。鍋に新しく1リットル(剥き栗と同量)の
水と砂糖の半量を加え、煮溶かす。
4.砂糖が溶けたら栗を加え、沸騰したらぐらぐら煮立たないように中火~弱火で10~15分間
煮る(蓋はしない)。火から下ろし、一晩おく。
5.翌日、栗を煮汁からあげ、煮汁に残りの砂糖半量を加えて煮溶かす。
そこへ栗を戻し、沸騰したら栗がぐらぐら煮立たないように中火~弱火で10~15分間煮る
(蓋はしない)。ラム酒を加える。
6.長期保存したい場合は、必ず栗が熱い間に砂糖液と共に、消毒した清潔な瓶に入れ密封保存
します。瓶を大きな鍋で煮沸し、消毒する。 熱湯から取り出した熱い瓶に熱い栗を入れ、
シロップを出来るだけ瓶の口いっぱいまで注ぐ。
7.軽く瓶に蓋をし、熱湯の入った湯(瓶の8分目まで浸かるように)に戻す。沸騰させてから
蓋をきつく閉めて脱気(瓶の中の空気を追い出すこと)し、更に20分間弱火で加熱殺菌する
そのまま冷まし、冷めたら冷蔵庫などの冷暗所で保存しましょう。
瓶詰めを冷暗所(常温)で保存した場合、1年くらい保存可能です。
器 : 染付象洗 大皿