今の季節、赤、白、ピンクなどの 花を咲かせます。 菊に似た花を咲かしその場が明るく 見えることから「秋明菊」と 名づけられたといわれています。 京都の貴船山に多く見られたことから、 別名「貴船菊」とも呼ばれます。
無憂樹(ムユウジュ)は、 釈迦生誕の伝説の木。 その木に似ていることから、 百日紅(サルスベリ)は聖木に 見立てられます。 工房の林の百日紅は 8月初旬頃から9月中頃まで、 美しい花を咲かせています。 -無憂樹の花に触れようとした時、 お釈迦様の御母、摩耶夫人の 陣痛がおきてお釈迦さまが お生まれになったと言われている。 耐寒性がないので、日本では...
早朝に 八重咲の「槿(むくげ)」が開花。 花は夕方に萎んでしまう一日花。 松樹千年終是朽 槿花一日自為栄 何須恋世常憂死 亦莫嫌身漫厭生 生去死来都是幻 幻人哀楽繋何情 <白居易> . .槿花は一日の寿命でも、 それはそれでまた栄華だ。
栗の「いが」が、ひわ色になってきました。 鋭いトゲ部分、正式には「苞葉」(ほうよう)」 苞葉は、つぼみを包むように変化した 葉で、花の場合だと「がく」の下にあります。 行く秋や 手をひろげたる 栗のいが 元禄7年9月5日、芭蕉51歳、最後の伊賀。 伊賀門人に対する別れの吟。 伊賀の衆が大きく手を広げて、自分の旅を 見送る. ....
「蓮」の花が 開き出しました。 日の出と共に ゆっくりと 時間をかけて咲きます。 8時頃には満開でした。 数時間で眠りにつく 「睡蓮」と同じく、 またゆっくりと 時間をかけて萎んでいき 蕾へと戻ります。
睡蓮の花、 今夏、2回目の開花です。 1度目は7月の初旬。 朝早く開花して、 昼頃には、 閉じてしまいます。 数時間で眠りにつくように 花を閉じることから 「睡蓮」と呼ばれるように. .
立葵(たちあおい)の 白い花が 咲いています。 中国では、 「蜀葵(しょくき)」の名で 名花とされ、 平安時代に伝わり 日本では「唐葵」と 呼ばれていました。 「唐葵、日の影に従ひて 傾 (かたぶ) くこそ. .」 枕草子第66段
かぼちゃの大きな 鬱金色の 花が咲いた。 若緑色の 小さい棘がある茎は 中空で太い。 地を這ったり、 ヒゲヅルで木に 登ったり. . .。
朝に開花して 夕方には萎れてしまう 一日花の「キボウシ」。 しかし、 花茎の下から 順に開花させていくため、 あと数日は、 開花が楽しめます。
梅雨の晴れ間、 エノコログサが 夏の風に揺れていました。 通称は「ねこじゃらし」 中国語で狗尾草「イヌの尾の草、 英語では green foxtail 「緑色のキツネの尾の草」 温帯地域に分布し、 奈良時代、平城宮付近にも 生えていたと。 調理して食していたという 記録もある。