秋を代表する山野草、リンドウ(竜胆)
人里に近い野山から山地の明るい
林床などに見られます。
源氏物語にも登場するほど古くから
親しまれ、観賞用としても栽培されて
いたようです。
「枯れたる草の下より、りんだうの、
われひとりのみ、心長う這ひ出でて、
露けく見えるなど. .」
(紫式部 / 源氏物語・夕霧の帖)
青や紫系が主流ですが、白い花を
咲かせる工房のリンドウ、今年は
11月終わり頃から咲き始めました。
「山ふところの ことしもここに
竜胆の花」 (種田山頭火)