工房の花の群生地には野紺菊が咲いて
います。伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の
野菊がノコンギクないかといわれています。
『野菊のような人だ. . .』後の月の季節を
代表する花です。
ノコンギク(野紺菊)
「野に咲く淡紺色の菊」であることから、
「野紺菊」の名が付きました。「野菊」を
代表する山野草の一つです。
本州・四国・九州にかけて分布します。
日向を好み、田んぼの畦道、山道あるいは
林の縁などの開けた場所に多い。
食用には、若い芽や若葉を選んで摘む。
キク科特有の香り、春菊のような風味が
あります。
塩を一つまみ入れた熱湯で5分ほど茹でて
冷水に取り5分さらします。茹ですぎ、
水にさらしすぎると香りが無くなります。
天ぷら、菜飯、炒め物などに。
器 : 染付銀彩蕎麦猪口 後の月