クレオメ
クレオメは美しい花を咲かせることから、世界の広い地域で観賞用として導入されています。別名は「風蝶草(フウチョウソウ)」。この特徴的な花姿、蝶が風に舞う姿に見立てたものです。
日本へは明治時代初期に渡来しました。
花期は7月~10月。花色は紫、ピンク、白など。花期になると、茎の頂部に総状花序を出し、花径3~4㎝程度の花を多数咲かせます。花は扇のように並んだ4枚の花弁を持ち、雌しべと雄しべが長く突出します。
花後は長い軸の先に果実を付けて、熟すと弾けてタネをまき散らします。工房のクレオメは、その種が野生化したものと思われます。
花つきがよいので、群生させると迫力のあるシーンを演出することができます。北海道美瑛町の「四季彩の丘」では、一面に咲き乱れるクレオメを見ることが出来ます。