ホオズキ(鬼灯)
ホオズキは、白色の花を咲かせます。
なす科の植物。日本の北海道、本州、四国などを原産地とする一年草または多年草です。
赤い部分が赤くきれいに色づくのは、8月~9月頃です。
ホオズキの赤い部分はガクが大きく膨らんだものです。花が咲き終わると、ガクが発達して
大きくなり、果実を包み込むように袋状になってゆきます。
お盆でホオズキを飾る地域が多いのは、ホオズキのふっくらと膨らんだカタチが、
どこか盆提灯のように見えるためです。お盆はご先祖様の魂があの世から帰ってきます。
その時に目印になるのが、迎え火や盆提灯の灯り。その色と形から、ホオズキは
自然界の提灯として、お盆に飾られるようになったようです。
をさな子の 鬼灯盛るや 竹の籠 -正岡子規-
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