ヒメオウギズイセン(姫檜扇水仙)
梅雨明け頃の蒸し暑い時期に、遠くからでも一際目に付く
朱色の鮮やかな花を咲かせます。
両親は南アフリカ産、明治時代中期に園芸用として日本に
渡来しました。耐寒性、耐暑性に優れ、とても丈夫なため、
日当たりのよい各地の道路沿い、人家周辺などで野生化した
ようです。工房でも、雑草の中に見かけました。
ヒオウギ(檜扇)という植物の葉などに形が似ていて、
水仙のような球根を持っていることから、ヒメヒオウギ
ズイセンと名付けられたということです。
因みに、「檜扇」とは昔、宮中で用いられた檜で作られた
扇のこと。扇はその形から末広として吉兆を表します。
姫檜扇水仙を見かけたら、何か良いことがある. . . .
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